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就職活動

3.就職活動をするにあたって

3-1 就職活動のポイント

 2008年9月のリーマン・ショックから世界は同時不況に陥り,2009年度の就職活動は厳しくなり,2010年度はより一層厳しさを増しました.厚生労働省及び文部科学省が共同調査した平成22年度大学等卒業予定者の就職内定状況(平成22年12月1日現在)では,大学の就職内定率は68.8%で三人に一人は就職先が決まっていません.このように厳しい就職環境下にもかかわらず,機械工学専攻の就職希望学生は全員が就職内定しています.しかしながら,機械工学科の就職希望学生は残念ながら数名がまだ就職先が決まっていません(平成25年3月1日現在).
 企業は優秀な学生・院生を求めています.先輩の就職活動体験を良く分析すると,共通した成功のポイントが見えてきます.成功のためのポイントは,あなたの優秀さです.1次試験でペーパーテストを行う企業では,優秀さはまず教養や英語・専門の試験によって冷徹に判定されます.この関門をくぐった後では ①自己PR,②大学生活,③志望動機,の三点について,自分の言葉で生き生きと表現できることがあなたの優秀さをアピールする手段となります.
 厳しいからこそ,真の実力が問われます.人事担当者は「じっくりと選考して,いい人材を採用」する構えです.だからこそ,自分を見つめ,自己の適性や能力・目標をよく認識することが大事です.その際,視野を広くもって「社会に出て,こんな仕事をしてみたい」という夢を生き生き語れるようにしてください.夢を語るとその実現性について質問されることがあります.普段からこの質問に対する回答を考え続けておくことが重要です.
 就職試験では,あなた自身の社会的適応力が問われます.面接(人物)重視の傾向はますます強まり,通常は三次まで面接が実施されます.個人が評価される就職試験では,就職ガイドブックに載っているようなマニュアルの模倣では全く通用しません.しっかりと自分を見つめ,就職活動を通して,自分だけの就職マニュアルを作りあげてください.

 <新入生へ>4年間の勉学を中心とした大学生活を有意義なものになるようにしてください.ただし,就職は人生の一つの区切りで中間点にすぎません(ゴールではありません).このことは,大学入学も同じです.

3-2 学生生活をまとめる

 「あなたの大学生活はどんなものでしたか」と就職試験で必ず聞かれます.的確に,また相手の印象に残るように語るのは,簡単なようでなかなか難しいものです.以下の点についてまず考えてみてください.

①卒業研究,力を入れて勉強していること(問題意識を分かりやすく整理).
②サークル活動・アルバイト・趣味などで得たこと.

これらの様々な活動を振り返るなかで,自らの生き方や考え方の基礎になった出来事や経験,忘れられない貴重な体験,それらから得られたものを将来どう生かしていくかを考えることが重要です.ポイントは自分の言葉で,具体的に表現することです.

3-3 自分を知る

 大学生活を振り返り,整理できれば,「自分」が見えてきます.自分自身を,以下の点に留意して書いてみましょう.(「自分自身のまとめ」,「自分の特徴」を書いてみましょう)

①性格の長所
 自分の欠点を知ることも大切ですが,プラス指向で考えてください.「積極的」,「バイタリティ」,「独創性」,「協調性」などのキーワードを具体的実例で裏付けて説得力のある内容にするよう考えてみてください.先入観で決めつけずに,自らの「可能性」を発見することがポイントです.「灯台下暗し」の喩えのように,自分自身のことは案外自分では気づいていないことが多いものです.両親や兄弟・友人など多くの人と語りあうことを勧めます.また,卒業研究や助言教員と進路について相談し,アドバイスをもらうことも大事なことです.

②興味や関心は
 就職活動では社会的適応力が問われます.常に問題意識をもって,自ら社会に働きかける姿勢が,「やる気」,「意欲」として非常に重要視されます.興味や関心のあることを,実社会に出てさらに伸ばすことも可能ですし,職業適正の参考にもなるでしょう.一夜漬けではなく日常的な努力の積み重ねが,自分を語るとき大きな要素になります.

3-4 適度な就職活動

 企業からの求人時期も年々早まり,それに合わせるように就職活動の時期も年々早まり,最近は学部3年後期,修士1年後期の11月頃から始まっています.院生の場合は,新年度の4月1日から推薦が可能ですので,12月頃から本格的に情報収集することをお勧めします.就職活動中には,日常の勉学に励む時期,あるいはそれぞれの学生が研究室に所属し,卒業研究や修士論文のための研究に打ち込む時期と重なります.したがって,それぞれが所属している研究室での教育・研究活動と就職活動とのバランスが重要になります.会社訪問などで忙しいと言って何ヶ月にも渡って研究室に出てこないなど,研究活動に支障が出る例も少なからず見られます.研究室での研究活動は,機械工学科での教育課程の中でも非常に大きなウエイトを占めていて,就職活動以上に重要視するべきものです.くれぐれも行き過ぎた就職活動は控えて,研究活動を通して高度な専門知識を身につけることが大事です.

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