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生物応用化学科
生物応用化学専攻

受験生の皆様へ

教員より

生物応用化学科教員からの高校生(受験生)への一言

各教員より、本学での研究を志す方への一言を述べていただきました。教員名の50音順で紹介します。

池田 功夫 先生(高分子化学:教授)より

 当学科は「看板」のバイオテクノロジー分野だけでなく、広く応用化学の教育研究を行っています。幅広い知識を持つ技術者を目指し、当学科を受験してください。

内田 博之 先生(生物化学:教授)より

 人生は努力すれば必ず報われるものです。大きな志しを立てて、がんばって下さい。バイオテクノロジーを勉強すると、生命の本質が見えてくるとともに、物質生産に有効な手段であることが分かってきます。21世紀は食品、医薬、エネルギー、環境などの面で解決すべき課題が山積しています。人類社会への貢献と言う崇高な目標に向かって、一歩ずつ前進しょう。 

末 信一朗 先生(生命機能工学:教授)より

 21世紀は、科学技術と自然の一体化、調和の時代です。生物や生体物質の持つ機能を活かした「やわらかい」技術を皆さんと一緒に考え、開発していきたいと思っています。高校生諸君も科学技術と自然の融合を目指した研究者をめざして福井大学工学部に来てください。 

高橋 一朗 先生(生物有機化学:准教授)より

 最近,高校生相手に学科の説明をする機会が多くなりましたが,その折りに,化学と生物の学科なのに,数学や物理学を勉強しなければならないのか,という質問を受けることがよくあります.第一の理由は,工学(engineering)は実用の学であるけれど,論理的・合理的思考の積み重ねで成り立っているという,その点によります.将来の技術者の卵である皆さんは,当然こうした姿勢を身に付けている必要がありますから,そのために,「論理」を着実に積み重ねつつ思考を進めるというタイプの学問である「数学」と,「法則」の存在を前提とした上で,自然現象への思考を進めるというタイプの学問である「物理学」を,ある程度まで「体験」してもらうようなカリキュラムを組んでいるわけです.化学や生物の枠の中だけで同じような効果を挙げることは,論理的には可能であっても,現在の方法に優るやり方はまだ見つかっていません.
 第二の理由は,科学技術(technology)の面からのもので,人類が「使いこなせる」部分はまだまだ少いのだ,ということを実感する機会を持ってもらう,その点によります.化学や生物の分野には,制御・解明に成功している部分もありますが,同じ現象を再現させるには相当な注意と努力が必要となります.正解を誰も知らない所で,とりあえず有効に利用できる情報に近づくには,確立された知識ばかりでなく,知識のハイブリッドから出てくる智慧を育むことが欠かせません.私の専門である有機合成化学は,知識の量に加えて実験が重要ですが,漫然でもいいから続けていれば智慧が育める,という甘いものではありません.好奇心を武器として恐れることなく立ち向かう姿勢があってこそ,知識のハイブリッドは可能になるものだと考えています.
 好奇心の向く先が「やりたいこと」とすれば,仕事の対価としての収入につながる技能は「できること」です.人生が先に進むにつれて両者は徐々に分離していきますが,若い時期には「やりたいこととできること」を意識しつつ負担力(二枚腰)をつけられるよう,いろいろな分野に体当たりで取り組んで欲しいと思います.

寺田 聡 先生(分子生物物理:准教授)より

 生物工学分野で活躍したいという学生さんに、必要かつ十分な教育を行っています。本学では、教官1人に学生3人以下という、私立大学では考えられない懇切丁寧な少人数の専門教育を行っております。バイオ新薬や人工臓器といった先端医療への貢献、遺伝子工学といった生物工学への夢を抱いて来てください。 

堀 照夫 先生(応用物理化学:教授)、久田 研次 先生(応用物理化学:准教授)より

 高校までは既に分かっている内容を復習する授業でしたが,大学の講義でその知識をさらに深めるとともに,各研究室で行う卒業研究では未知の領域への研究に触れることができます。高校まででは触れることのできない新しい領域で活躍しようという意欲ある皆さんが入学されることを希望します。

前田 寧 先生(生物物理化学:教授)より

 高分子化学は、暮らしに役立つプラスチック、繊維、ゴム等の材料からエレクトロニクスやバイオ、ナノテクノロジーを支える新素材までを扱う大変魅力的な分野です。一口に高分子と言っても、タンパク質やDNAのような生体高分子、医療の分野で利用される医用高分子、フォトレジストや導電性高分子のようにエレクトロニクス分野で利用される高分子など、例を挙げれば切りがないほど多くの機能を持つ高分子が存在し、また、新たに開発されています。そのため、高分子を対象とする科学技術は、高校で習う「化学」の領域にとどまらず「生物」や「物理」の領域までを含んだ一大分野を形成しています。その中で、私たちの研究グループでは、生物が作るタンパク質等の生体高分子を高度に利用する技術や、生体高分子に倣った高機能で環境に優しい合成高分子の開発を目指した研究を進めています。

三木 正雄 先生(分子生物物理:教授)より

 ここ数十年の科学の進歩は目覚ましい。今迄別々の学問分野のものが、今や大きく重なって新しい学問分野ができている。一つの専門分野だけでなく、広い視野が必要である。その為にも、科学だけでなく、すぐれた文学や歴史作品もどんどん読んで、豊かな心を持つ人間になって欲しい。

水野 和子 先生(生物物理化学:准教授)より

 研究室は「同じ釜の飯」を食べるのと類似した「データーを共有する集団」です.データーを共有できるまでに信頼しあって,世界に向かって情報を発信するために励まし合って学ぶところです.個人では所有できない大型の装置を使うこともあります.現代化学,分子生物学は,20世紀の初めの4分の1に発展した物理学(エネルギーの量子化,光量子,量子力学)などを抜きにしては学ぶことができません.生化学に興味のある人も物理学をしっかり学んでください.

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